蔓延防止措置が解除されましたが、まだまだ感染は続いています。
当院では、1年前よりプレハブを利用した発熱外来を行っています。
他の外来患者さんからは、完全に隔離され十分な診療スペースがあります。
毎日10人前後の発熱患者さんが来院されます。
そのうち20~30%の人にコロナウィルスの感染が認められます。
発熱外来受診方法と感染確認後の対応につき、説明します。
発熱外来受診
37.5℃以上の発熱がある方は、まず電話をください。
午前は8:30~11:00、午後は14:00~16:30に受け付けています。
基本的に診察をお断りすることはありません。
感染予防のため、1人1人を診察しますので、お待たせすることがあります。
できれば自動車で来院してください。
核酸増幅検査(PCRに準ず)と抗原定性検査が可能です。
いずれも、15分以内に結果判定ができます。
コロナ感染陽性の場合
大半の方は、自宅療養か宿泊療養になります。
当院では、保健所と連携し対応しています。
自宅療養の場合、一旦薬を持って帰ってもらい、
後で保健所から個人の携帯電話へ直接連絡があります。
濃厚接触者などの検査が行われます。
コロナ治療薬が必要な場合は、当院で処方可能です。
現在は、合併症を有する方や高齢者が対象になっています。
自宅療養期間は発症日から10日間です。
その間のことは、保健所から指示があります。
家族内感染を防ぐため、N95マスクをお渡ししています。
11日目の職場復帰時に抗原検査などはいりません。
なお、職場の都合で抗原の陰性証明が必要な場合は有料ですが対応します。
早く診断し、周囲への拡散を防ぐことが最も重要です。
流行の終焉を祈っています。